- ガッツリお肉(ステーキ)を食べたい!
- しかも出来るだけリーズナブルに
そんな肉好きの欲望を叶えてくれるのが、大手ステーキチェーン店の「いきなりステーキ」です。
- 名前は知ってるけど、美味しいのかなぁ?
- メニューを見たけど、どの部位が美味しいのか分からない…
この記事では、いきなりステーキ初心者の方に向けて、おすすめの部位や食べ方を紹介していきます。
いきなりステーキって美味しい?そうでもない?
実は初めて「いきなりステーキ」に行った時には、「価格は安めだけど、肉質が良くない」といった印象でした。もっとハッキリ言えば、「マズい」というのが僕の評価でした。
ネット上の口コミを見ても、
- 「いきなりステーキの肉は硬い」
- 「肉質が良くない」
等のネガティブな意見が多くあります。そういった意見の方は、おそらく一度行っただけでの評価だと思うんです。僕も初めて行った時には、注文する部位や、美味しい食べ方が分かってなかったので「マズい」と思っていたんですね。
何度か通って美味しい食べ方が分かると、「リーズナブルで肉質も満足できて、コスパが良いステーキ屋」と評価が変わりました!
ちなみに僕が訪問した店舗は、岡山市北区の郊外にある「いきなりステーキ 岡山下中野店」です。
いきなりステーキでは美味しい食べ方がある
おすすめの部位は後で詳しく解説するので、まずは美味しい食べ方から紹介します!いきなりステーキには、調味料がたくさんそろっているので好みの味に調整ができます。
味付けの基本は、やっぱり塩とコショウ。
美味しいお肉は塩コショウだけで食べるのが、牛肉そのものの旨味を一番感じられます!
なので、初めは塩コショウのみで味付けをして、ステーキを食べてみてください。その味が「基準の味」になります。
すりおろしニンニク・ワサビ・マスタードソースも用意されています。
マスタードソースはステーキには相性が良くないので、ニンニクとワサビを使って食べましょう。
甘口のステーキソースと、醤油も用意されています。
先ほど紹介したワサビと醤油を混ぜて、ワサビ醤油を作って食べるのもオススメ!
甘口のステーキソースは、ニンニクと混ぜると焼肉のタレっぽい味になります。甘口のステーキソースも美味しいんですが、それだと「焼肉屋で良いんじゃないか」って事になるので、ステーキらしさを味わえる「ワサビ醤油」が僕のイチオシです!
ポットに入った、ホットステーキソースも用意されています。
お水が入ってると勘違いして、コップに入れてしまう人もいるそうなので、気をつけてくださいね(笑)
ホットステーキソースは甘みは控えめで、キリッとキレの良い味わい。お肉との相性も良く美味しいのですが、1つ注意点があります! それは食べ始めに使わないこと。
初めにステーキにかけてしまうと、お肉が全部ホットステーキソースの味になってしまいます。鉄板の温度も下がって、お肉が上手く焼けなくなる原因にもなります。なのでホットステーキソースを使うのは、塩コショウのみ→ニンニクやワサビで食べた後に使うのがオススメですよ!
いきなりステーキのランチメニュー
いきなりステーキのランチメニューは、基本的にライス・スープ・サラダがセットになっています。(ディナーはセットにはなってません)ライスの量は料金は変わらず、「大盛り・普通・少なめ」が選べます。
ちなみにランチメニューは、
- ライス無しは100円引き(全品)
- ライス・サラダ・スープ無しは200円引き(ワイルドステーキ、ワイルドハンバーグは除く)
になります。
いきなりステーキのランチステーキをレビュー
注文を終えると、まずはスープとサラダが運ばれてきます。
あっさりテイストのコンソメスープ。ニンジンやタマネギの具が入ってます。
サラダの量がちょうど良い感じなのが、お気に入りのポイント。
ドレッシングは「いきなりドレッシング・ペッパードレッシング・バルサミコドレッシング」の3種類が用意されています。
どのドレッシングも美味しいのですが、僕のオススメは「いきなりドレッシング」と「ペッパードレッシング」を半々でかける食べ方です。
それでは、メインのステーキを紹介していきます!お肉の単価を紹介していますが、ランチメニューなのでライスやサラダ・スープまでセットで計算しています。(お肉単体での単価ではありませんので、ご了承ください)
ワイルドステーキ 450g
ワイルドステーキは「いきなりステーキ」の中で一番単価が安いのが特徴で、使われている部位は公表されていませんが「肩ロース」というのが一般的な見解です。
1ポンド=450gの大ボリュームで1850円(1g当たり約4.1円)と、リーズナブルな価格がウリですが、個人的には苦手な部位でした。肉質は全体的に硬めで、スジが多いので450gを食べ終えた時には、アゴの疲労感がヤバい事に。
「いきなりステーキ」に良い印象が持てなかったのは、初めて食べた部位がこのワイルドステーキだったからです。
ヒレステーキ 200g
ヒレといえば脂身が少なくヘルシーで、かつ肉質が柔らかい高級な部位。「いきなりステーキ」のメニューの中でも高額な部位になっていて、ランチメニューだと200gで2000円(1gあたり10円)です。
お肉の美味しさは基本的に金額に比例していて、高い部位ほど美味しいのが一般的。
ヒレは好きな部位でもあるので期待していたんですが、結果的には残念な感じでした。まず肉質がパサついた感じで、ヒレ特有の柔らかな食感も感じられません。ワイルドステーキよりは食べやすい肉質ですが、旨味も少なく個人的には一番ガッカリした部位でした。
マイリブステーキ(リブロース) 300g
こちらは「いきなりステーキ」の中で、スタンダードな存在のリブロースです。
300gで2270円(1gあたり7.6円)と、価格も「いきなりステーキ」では中間くらい。
赤身と脂身のバランスが良く、肉質もワイルドステーキに比べると、はるかに柔らかく食べやすいです。多少スジっぽい部分はありますが、価格を考えればじゅうぶん満足できるクオリティ。牛肉の旨味も、そこそこ感じれる部位でした。
1つだけ残念なのが焼き加減をレアで頼んでも、火が入りすぎていること。しっかりレアな焼き加減で提供してもらえれば、好みの焼き加減に調整できるのでありがたいです。
トップリブステーキ 300g
僕が一番オススメする部位が、トップリブです。リブロースを半分にカットした背中側がトップリブで、腹側の部位がミドルリブになります。300gで2390円(1gあたり7.9円)と、マイリブ(リブロース)より少しだけ高めの価格。
塊肉の圧倒的なインパクト!
トップリブ・ミドルリブ共に、リブロースを半分にカットする事によって、通常のリブロース(マイリブ)より厚みがあるのが最大の特徴。公式サイトにも、「リブロースの1番美味しい部分を厚切りでお召し上がりください!」とあります。
トップリブも焼き加減はレアでオーダーしました。
写真ではかなりレアに見えますが、鉄板の余熱で好みの焼き加減に調整できます。赤身と脂身のバランスが良く、ほどよい弾力がある肉質で、肉を食べてる感がスゴい!火が入りすぎてないので、赤身の部分もパサつきがなくシットリとしてます。
US産アンガス牛サーロインステーキ 200g
アメリカ産のサーロインは、200gで1840円(1gあたり9.2円)とヒレの次に高価な部位です。
サーロインもレアでオーダーしましたが、ミディアムくらいの焼き加減になってました。
厚みが薄い部位は、火が入りすぎる傾向にありますね。リブロースに比べると、少し脂のサシが多めで柔らかく感じますが、価格ほどの差は感じません。和牛のサーロインと違って脂身が少ないので、あっさりした印象ですね。
乱切りカットステーキ 200g
乱切りカットステーキは、ランチタイムの数量限定メニュー。
写真のお肉は200gで1300円(1gあたり6.5円)と、いきなりステーキのメニューの中でもリーズナブル。いろんな部位の切れ端が入っていて、カットステーキながら肉厚もあるので食べごたえがあります!
多少スジっぽい所もありましたが、自分で切る手間もないので比較的食べやすいのが魅力的です。
いきなりステーキでおすすめの部位はこれ!
「トップリブステーキ」
いきなりステーキの魅力を一番感じられる部位が、トップリブです。
厚切りの肉の塊は見た目も豪快で、「ガッツリ肉を食べたい」欲望を満たしてくれますよ!赤身と脂身のバランスが良く、肉の旨味もしっかりと感じるオススメNo1の部位です。
「乱切りカットステーキ」
「乱切りカットステーキ」はリーズナブルな価格と、一度に複数の部位が楽しめるので、いきなりステーキ初心者の方にオススメ。自分でカットする手間もないので、お肉を食べることに集中できるのも魅力的なメニューです。
「マイリブステーキ(リブロース)」
いきなりステーキのスタンダードな存在「リブロース」は、トータルバランスに優れている部位。
価格もリーズナブルなので、ガッツリ食べたい時にはこれ!厚切りのお肉が苦手な方や、カットステーキよりは1枚肉が食べたい方にオススメです。
いきなりステーキのレビュー・感想・口コミまとめ
「いきなりステーキ」は食べる部位や食べ方によって、かなり評価が別れるお店です。リーズナブルな価格で、気軽にステーキをガッつけるのが「いきなりステーキ」の最大の魅力。この記事を参考に、「いきなりステーキ」の魅力を存分に感じてくださいね!