MENU

ドラム式洗濯機おすすめ6選を比較!機能・サイズと選び方を解説

ドラム式洗濯機おすすめ6選を比較!機能・サイズと選び方を解説

洗濯機を購入するとき、縦型洗濯機とドラム式洗濯機のどちらがよいのか迷う、という声をよく耳にします。

確かに、洗濯機を探しているとドラム式洗濯機が魅力的に見えるかもしれません。

でも、価格はドラム式の方が高いことが多いですし、サイズも大きいため、躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。

  • 「ドラム式洗濯機ってなんとなくよさそうだな」
  • 「ドラム式洗濯機って普通の洗濯機とどう違うのかよくわからない」
  • 「マンションでも設置できるの?」

とお悩みの方に向けて

  • ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の違い
  • ドラム式洗濯機の特徴
  • おすすめのドラム式洗濯機
  • ドラム式洗濯機を選ぶときの注意点

についてまとめました。

目次

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の違いとは?

ドラム式洗濯機とは、洗濯機の扉が横向き、もしくは、斜め上向きに開くタイプの洗濯機です。

これに対して、縦型洗濯機があります。縦型洗濯機は、上部に扉がついていて、上向きに開くタイプの洗濯機です。ドラムが縦になっているので、縦型洗濯機と呼ばれるのです。

洗い方の違い

縦型洗濯機とドラム式洗濯機の大きな違いは、ドラムの向きです。ドラムの向きが違うため、洗い方も異なります。それぞれについて解説します。

縦型洗濯機の洗い方は「こすり洗い」、ドラム式洗濯機の洗い方は「たたき洗い」です。

縦型洗濯機は「こすり洗い」ですので、大量の水の中で洗濯物を回転させ、繊維同士を擦り合わせることにより汚れを落とします。

大量の水の中で衣類の生地を擦り合わせるため、泥汚れのような固形物の汚れを効率的に落とすことができるという点が強みです。

これに対し、ドラム式洗濯機では、少ない水の中でドラムを回転させ、洗濯物を持ち上げて落とすという繰り返しの動作による「たたき洗い」を行い、汚れを落とします。

水の量が少ないため、洗剤の濃度が濃くなり、皮脂汚れを落としやすいという特徴があります。

デメリットは、以下の2点です。

  • 水の量が少ないため、汚れが再吸着しやすい
  • たたき洗いの方が生地が傷みやすい

「こすり洗い」と「たたき洗い」の違いについて、表にまとめました。

こすり洗いたたき洗い
汚れ落ち泥汚れに強い皮脂汚れに強い
使用する水の量多い。大量の水で洗うため、汚れの再吸着はほとんどない少ない。水が少ないため、汚れが再吸着しやすい
衣類の絡み多い少ない
ごわつきあまりない機種による

乾燥方式の違い

乾燥方式にも違いがあります。

縦型洗濯機では、熱を使う「ヒーター乾燥」となります。

ドラム式洗濯機では、「ヒートポンプ乾燥」や「低温風パワフル乾燥」、「ヒーター乾燥」、「ハイブリッド乾燥」という乾燥方式があります。

それぞれの特徴は以下の通りです。

スクロールできます
ヒートポンプ乾燥低温風パワフル乾燥ヒーター乾燥ハイブリッド乾燥
(SHARPのみ)
排気温度60℃以下30~40℃程度80℃以上の高温無排気乾燥。
乾燥機内の
温風は約50℃
冷却水の使用少ない少ない多い少ない
仕上がりふっくら。一部に湿り気があることもシワが少ないややごわつきありふっくら。カラッと乾燥
生地の傷み少ない少ない高温になるため傷みやすい少ない

ドラム式洗濯機を選ぶメリット

ドラム式洗濯機の魅力は、以下の5つです。

  • 乾燥機能が優れている
  • 使用する水の量が少ないので節水になる
  • 電気代もお得
  • 洗濯物が絡まりにくい
  • 洗濯物を取り出しやすい

ドラム式洗濯機はこんな人におすすめ!

以下のような人には、ドラム式洗濯機がおすすめです。

  • 日常的に乾燥機能まで使いたい方
  • ふっくらとした仕上がりのよい乾燥機能を期待する方
  • 洗濯物の量や洗濯の頻度が多い方(二人暮らし以上、一人暮らしでも洗濯物が多い方)
  • 節水したい方
  • 足腰に負担をかけずに洗濯物を取り出したい方

ドラム式洗濯機の選び方

さて、ドラム式洗濯機を買おう!と決意したとしても、たくさんの種類がありますので、また迷ってしまうことでしょう。

具体的には以下4つの選び方の基準があります。

  • 機能から選ぶ
  • 一人暮らしかファミリーか
  • 設置スペースに合わせて選ぶ
  • 予算に合ったものを選ぶ

どのようにして自分に合ったドラム式洗濯機を選んだらよいのか一つずつ詳しく解説していきます。

機能から選ぶ

機能の違いで最も重要なものは、乾燥機能です。

「ヒートポンプ乾燥」ができるドラム式乾燥機は非常に役立ちます。

バスタオルなどがふっくらと仕上がり、天日干ししたような仕上がりです。

それだけでなく、節電、節水に効果的ですし、乾燥している途中で洗濯物を取り出すことも可能です。

また、高温にならないため、衣類を傷めにくいというメリットもあります。

それ以外にも、SHARPでは、ヒートポンプ乾燥とヒーター乾燥の機能を組み合わせた「ハイブリッド乾燥」の特許を取得し、ヒートポンプ乾燥のデメリットである一部湿った部分が残ることを克服し、カラッとふわっとした仕上がりを実現しています。

それ以外にも、液体洗剤・柔軟剤自動補充、フィルター掃除を簡単にする機能、スマートフォンで操作できる機能が備わっている機種もありますので、好みの機能が備わっている機種を選ぶのも、購入後の満足感を高めるために有効です。

一人暮らしかファミリーか

一人暮らしか、ファミリーかによっても、選ぶ洗濯機は異なります。

一日当たりの洗濯物の量は約1.5kgであると言われていますので、それをもとに必要な1回あたりの洗濯量や乾燥量を見ていきましょう。

4人家族では、一日当たり6kgの洗濯物が出ることになります。

最低でも、6kgの乾燥容量が必要になるでしょう。

一人暮らしなら、洗濯する頻度にもよりますが、3.5kgくらいなど少なめの乾燥容量で十分です。

設置スペースに合わせて選ぶ

マンションの場合には、ドラム式洗濯機を設置するには狭すぎる場合があります。

マンションでドラム式洗濯機を購入するときには、設置スペースを確認し、設置できるサイズのものを選ぶことが重要です。

まずは、ご自宅の洗濯機置き場の寸法を測って、設置できるかどうか確かめる必要があります。

測定する場所は、以下の3カ所です。

  • 設置面から蛇口までの高さ
  • 防水フロアのサイズ(奥行内寸、幅内寸、 奥壁から前面内壁距離)
  • 壁面からの奥行

この3か所の寸法を測定し、ドラム式洗濯機のサイトでサイズを確認しましょう。

それ以外にも、以下の横幅の寸法を測定しましょう。

  • 搬入経路
  • 玄関ドア、設置場所のドア
  • 家の中の廊下

曲がりくねった廊下を通らなければならなかったり、階段を通らなければならなかったり、カウンターを乗り越えて奥に行かなければいけなかったりなどの住宅事情がある場合には、設置場所までたどり着けるかという観点で確認する必要があるでしょう。

購入する前に、メーカーや家電量販店などに、搬入可能かどうか確認する必要があります。せっかく高いお金を払ってドラム式洗濯機を購入しても、搬入できないのであれば本末転倒です。

また、洗濯機上部や壁との間に、どの程度空間を確保しなければならないという決まりがあります。詳しくは、メーカーのホームページに掲載されていますので、購入前に必ず確認しましょう。

洗濯機置き場の上に棚があったり、防水パンが壁にぴったりついていたり、蛇口の位置が低すぎたりと様々なケースがあります。

防水パンの大きさや蛇口の位置に問題がある場合には、器具を使用することにより、設置可能となる場合が多いものです。

事前にサイズを確認し、搬入・設置可能かどうか、しっかりと確認してから購入しましょう。

予算に合ったものを選ぶ

ドラム式洗濯機の価格帯は、10万円~30万円と幅広いです。

主要商品の価格帯は、20万円~30万円台の製品となりますので、高額な買い物となるでしょう。

ただ、一人暮らしの方、二人暮らしの方でそれほど洗濯物が多くない方、週に何回洗濯しても苦にならない方は、一回あたりの洗濯容量や乾燥容量が多くなくてもいいかもしれません。

洗濯容量や乾燥容量が少ないものでは、10万円台のものもあります。

予算に合った機種を選びましょう。

ドラム式洗濯機の主要メーカーの特徴

ドラム式洗濯機を選ぶときには、それぞれのメーカーが得意としている機能を知ることが大切です。

乾燥機能がよい、と言っても、しわが少ないのか、ふっくら仕上がるのか、生地へのやさしさなど、さまざまな特徴があります。

乾燥機能と洗浄機能を中心にメーカー別の特徴を表にまとめました。

スクロールできます
乾燥機能洗浄機能サイズなど
パナソニック・ヒートポンプ乾燥
 (仕上がりふっくら)
 (節水)
 (生地を傷めにくい)
・泡洗浄W/泡洗浄
 (洗剤を泡の状態で注入するため洗浄力が高い)
・温水泡洗浄
 (黄ばみも落ちる)
・ナノイーX
(水洗いできない衣類の除菌、洗濯槽の除菌)
・マンションでも設置できるサイズが多い
日立・風アイロン
 (シワ低減機能)
・ナイアガラ洗浄
・ビッグドラム
(大量の水流で高い洗浄力)
SHARP・ハイブリッド乾燥
(ヒートポンプ乾燥+ヒーター乾燥)
(ヒートポンプ乾燥よりふっくら、カラッとした仕上がり)
・マイクロ高圧洗浄
(100~500㎛の微細な水滴を噴射し線維の奥から洗浄)
・プラズマクラスター
(水洗いできない衣類の除菌、洗濯槽の除菌)
 
・自動フィルター掃除

ドラム式洗濯機おすすめ6選!

ドラム式洗濯機のおすすめ6選をご紹介します。

「マンションに設置したい人におすすめ」と「機能重視の人におすすめ」という2つの観点から、それぞれのトップ3をご紹介します。

ドラム式洗濯機をマンションに設置したい人におすすめ

まずマンションにドラム式洗濯機を設置したいという方向けにおすすめの商品を紹介します。

日立 ドラム式洗濯乾燥機 BD-SG100EL-W

価格は250,000円程度です。

本体幅60.0cm、内寸奥行54.0cmとマンションの防水パンに設置可能なサイズですが、洗濯容量、乾燥容量は以下のとおり、ファミリーでも使えます。

  • 洗濯容量:10kg
  • 乾燥容量:6kg

ナイアガラ洗浄や風アイロンといった、日立特有の機能が搭載されているモデルです。

特に、風アイロンは、アイロンをかけなくてもよい衣類もあるほどシワが少なくなるうれしい機能でしょう。

SHARP ドラム式洗濯乾燥機 ES-S7E

価格は140,000円程度です。

幅64cm、奥行60cmというコンパクトサイズ。一般の防水パンに設置できる大きさです。洗濯容量、乾燥容量は以下のとおりとなります。

  • 洗濯容量:7kg
  • 乾燥容量:3.5kg

SHARPの特徴である「プラズマクラスター」の機能は、洗濯できない衣類の除菌・消臭が可能で、静電気を抑えてくれる働きもあります。

また、静音設計でマンションでは使いやすい洗濯乾燥機と言えるでしょう。

乾燥は、「ヒートセンター乾燥」ですので、衣類の乾き具合をセンサーで感知してくれますので効率的で省エネです。

パナソニック ななめドラム選択乾燥機 NA-VG750L/R

価格は180,000円程度です。

幅・奥行ともに60cmというマンションなど洗濯機置き場が狭い方には安心なコンパクトサイズです。

そして、スタイリッシュなデザインのCuble(キューブル)シリーズで、機能も充実しています。

洗濯容量、乾燥容量は以下の通りです。

  • 洗濯容量:7kg
  • 乾燥容量:3.5kg

コンパクトでも、機能は充実しています。

パナソニックの特徴である「泡洗浄W」、衣類の黄ばみも落としてくれる「温水泡洗浄W」と洗浄力の高さが特徴です。

乾燥は、「低温風パワフル乾燥」という空気をヒーターで約15℃に温めた大量の温風で乾燥させる方式を採用しています。

「低温風パワフル乾燥」のメリットは以下の2点です。

  • 冷却水を使わないため節水につながる
  • 高温にならないので衣類にやさしい

ドラム式洗濯機の機能重視の人におすすめ

次に機能面を重視したドラム式洗濯機を選びたい方向けにおすすめしたい商品を紹介します。

日立 ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-SX110F

価格は190,000円程度です。

幅63.0cm、奥行(内寸)62.0cmとビッグドラムの中ではスリムなタイプです。洗濯容量や乾燥容量は業界最大クラスのドラム式洗濯乾燥機となります。

ファミリーでも十分対応できる容量で、かつ、マンションでも補助器具などを用いれば設置可能なサイズです。

  • 洗濯容量:12kg
  • 乾燥容量:7kg

ビッグドラムと言うと、とても大きいのではないかと感じてしまいがちですが、防水パンの内寸奥行が57.0cm以上あれば設置することができます。

防水パンがないときは、735mm以上の幅を確保する必要がありますので、防水パンがあって周辺のスペースに少し余裕がある場合には、おすすめの商品です。

洗濯容量、乾燥容量だけでなく、機能も充実しています。

  • ナイアガラ洗浄、温水ナイアガラ洗浄、洗剤直塗りコースなど洗浄力が高い
  • 風アイロンでシワを低減する
  • AIお洗濯の機能で洗い方や洗濯時間を自動で調整
  • スマートフォンと連携し、遠隔操作が可能
  • 液体洗剤・柔軟剤自動投入が可能

SHARP ドラム式洗濯乾燥機 ES-W113

価格は200,000円程度です。

洗濯容量、乾燥容量はファミリーにも対応可能な大容量であるにもかかわらず、幅64.0mm、設置可能な防水パンは54.0mm以上という高機能、かつ、スリムなドラム式洗濯乾燥機です。

洗濯容量、乾燥容量は以下の通りとなります。

  • 洗濯容量:11kg
  • 乾燥容量:6kg

SHARP独自の「ハイブリッド乾燥」方式を採用。

ヒートポンプ乾燥を行った後にサポートヒーターで温風を出し乾燥させ、ふんわりカラッとした仕上がりになる点が特徴です。

ヒートポンプ乾燥は、生地にやさしい反面、一部分だけ湿った感じになってしまうことがありましたが、ハイブリッド乾燥ではそのようなことはありません。

SHARP独自の「プラズマクラスター」も利用できますので、洗濯できない衣類の除菌、消臭、洗濯槽自体の除菌、カビ予防もできます。

以下の機能も搭載されており、機能面が充実しているドラム式洗濯乾燥機であるといえるでしょう。

  • マイクロ高圧洗浄:100~500㎛の微細な水滴を噴射し線維の奥から洗浄
  • 乾燥フィルター自動お掃除機能:週1回程度ゴミを捨てるだけの簡単お手入れ
  • 液体洗剤・柔軟剤自動投入機能
  • スマホ連携機能

パナソニック ドラム式洗濯乾燥機 NA-VX900BL/R

価格は290,000円程度です。

  • 洗濯容量:7kg
  • 乾燥容量:3.5kg

以下の機能があります。

  • 「2度洗い」モード:「予洗い」を行うことで汚れ移りを防ぎます
  • 温水泡洗浄W:お湯で泡洗浄することで衣類の黄ばみも落とせます
  • 約40℃毛布コース:毛布の皮脂汚れや臭いを落とせます
  • 「ナノイーX」:水洗いできない衣類の除菌、消臭
  • 液体洗剤・柔軟剤自動投入:自動で液体洗剤や柔軟剤を入れることができる機能
  • スマホで洗濯:スマートフォンで洗濯機を操作可能
  • ヒートポンプ乾燥:仕上がりふんわり、衣類の除菌もできます

ドラム式洗濯機を選ぶときの注意点

ドラム式洗濯機を購入する際の失敗談として最も多いのは、搬入できなかった、設置できなかったというものです。

ドラム式洗濯機を選ぶときには、以下の点に注意しましょう。

  •  ドラム式洗濯機は屋外の設置には適していない
  •  搬入経路、設置場所の寸法を正しく測定すること
  •  設置できるか不安な場合は問い合わせして事前確認を行う

乾燥機能のある洗濯機は、屋外に設置するのには不向きです。

設置場所だけでなく、入口、扉を通ることができるか、家の中の廊下、洗濯機置き場に入るための曲がり角を通過できるか、などさまざまな点に注意しておく必要があります。

通れない大きさの製品を購入してしまうと大変なことになりますので、不明点は事前によく確認してから購入するとよいでしょう。

まとめ

最近のドラム式洗濯機は、コンパクトサイズで高機能なものが増えてきています。

しっかりと寸法を測り、ご自宅の環境に合った大きさの製品を選べば、マンションでもドラム式洗濯機を無理なく利用できるようになりました。

特に、洗濯から乾燥まで自動で行ってくれますので、日々の家事の手間を激減させることが可能です。

ふんわりとしたタオルなどは肌触りもよく、日々の生活が快適になります。

マンションだからと諦めずに、一度、ドラム式洗濯機を検討されてみてはいかがでしょうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ベビー用品、ランドセル、食品、車、インフラ関連、様々なジャンルのお店、冠婚葬祭、アプリなどの暮らしに特化した様々な専門知識を持ち合わせた編集部です。暮らしるべでは暮らし全般の記事を執筆しており「暮らしの中の知りたいに答える」をテーマにわかりやすい記事をご提供できるように心がけています。

目次