乳幼児を子育てしている方が必ず通る子供の反抗期。別名イヤイヤ期とも呼ばれますが、本当に大変です。
親の言うことにはほとんど「イヤ!」と答え、家事をするにも出かける用意をするにもかなりの時間がかかります。また泣き出すとなだめるのも一苦労です。誰かに助けて欲しいけれど、なかなか上手くいかないのが現実です。
そんな時ぬいぐるみがお話してくれるという便利なおもちゃを見つけました。はじめは半信半疑でしたが、使ってみると、子供の頃にテレビの世界で見る魔法のようなおもちゃでした。今回はそんな我が家で今活躍してくれているペチャットというおもちゃについてご紹介させていただきます。
子供のイヤイヤ期
子供のイヤイヤ期って子育て中の親にとってはつらい時期ですよね。
何でもすぐにイヤと言い出し、上手くいかない事があると泣き出し、言葉が話せるようになると言い訳ばかり言う始末。今が一番かわいい時期というのは十分に分かっているのですが、それが毎日となるとやはり大変です。
最近は夫婦共働きが当たり前になり、核家族化も進んでいるため昔のように誰かに子育てを手伝ってもらうということが、難しくなってきています。また実家や地元が遠方の方などは、ほとんど一人で子育てをしている人も多いはずです。
私もそんなイヤイヤ期の子供を上手くなだめる方法を探していました。そこで見つけたペチャットというおもちゃが今子供の反抗期対策に一役買ってくれています。
ペチャット(Pechat)とは
最近のおもちゃはハイテクな機能が付いたものが多く、昔は魔法の世界のようなおもちゃが今は当たり前になりつつあります。
そんな中でも今回ご紹介しているペチャットというおもちゃは、このボタン式のスピーカーから声が出て、ぬいぐるみに取り付けるとお喋りする人形になります。またこのペチャットはスマートフォンと連動してセリフを選べるという魔法のようなボタンです。
側面にはmicroUSB端子があるのでそこから充電できます。 イヤイヤ期や反抗期の子供は基本的に親の言うことを聞きません。しかし第三者がどうして嫌だったのか、大丈夫?などの声をかけてあげると、すんなり落ち着いたりします。その第三者役をこのペチャットはしてくれるのです。 我が家でもよくイヤと泣き出して背中を向けている子供に、後ろからスマホを操作してぬいぐるみになだめてもらうことが多々あります。
Bluetoothとペアリングして使用する
まずこのペチャットを動かすためには、ペチャット本体とスマートフォンを連動させる必要があります。
Bluetoothの接続だけなら1分程度で終わりますので簡単です。ボタンの裏側に電源を入れるスイッチがありますので、そこを押して電源を入れ、Bluetoothのペチャットを選択するだけです。
あっという間に終わりますがこの工程は子供に見つからないようにしたかったので、夜、子供が寝た後で行いました。こういうシーンを子供は見ていないようで見ています。こっそりと行った方がぬいぐるみが魔法のように喋り出したリアリティが出ます。
ペチャット(Pechat)をスマートフォンと連動させる
次の工程はスマホとペチャットを連動させることです。ここでペチャット専用のアプリを必ず取得して下さい。
最初はアプリを開き人形の近くで試してみて下さい。声が正常に飛んでいることが分かれば、少し離れていてもぬいぐるみはお喋りしてくれます。この工程も子供が寝静まった夜に行いました。この辺りの大人の事情はなるべく見せたくありませんでした。
まずはアプリを開いて思ったことはセリフの種類が多くて驚きました。子供用のおもちゃと侮っていましたが「こんなセリフ欲しい!」はだいたい用意されてあります。ない場合もセリフを自分で入力して流すことが可能です。
また子供の名前も登録しておくとすぐにぬいぐるみが名前を呼んでくれる項目もあります。
よく使うセリフの登録もでき、とにかくすごくて感動しました。その他にも歌をうたってくれたり、童話も話してくれます。赤ちゃんにも使えるような機能も備えてあるので、0歳児からでも問題なく使えると思います。
またこのペチャットのアプリは英語版もあります。英会話の練習相手にもなってくれるなんて、もうおもちゃの域を超えていますよね。
ペチャット(Pechat)の新色発売と価格は?
以前は黄色の一色のみだったようですですが、最近ブルーとピンクの2色が追加されたようです。
ピンクは女の子に大人気のメルちゃんとコラボもしていたようです。色が増えて好きなぬいぐるみの色見に合わせたり、子供が好きな色を選ぶなど選択肢が増えると、子供も大切に使ってくれるので嬉しいですよね。このペチャットの価格は3色共に4990円(税込)です。色もかなり迷いましたが、我が家では今回ピンクを購入しました。
ペチャット(Pechat)をぬいぐるみに取り付けてみた
今回はピンクのペチャットを購入したので、メルちゃんに取り付けようかと迷いましたが、子供が好きなくまのぬいぐるみにしました。
実はこのぬいぐるみ母親の私が小さい時に使っていたぬいぐるみです。リボンの辺りなどは少しほつれていますがまだまだ使えそうだったので、これにしました。何十年も前のぬいぐるみに、最新のおもちゃを取り付けるなんて少しアンバランスな面白さを感じてしまいました。
こちらのボタンの付け方は説明書によると2種類ありました。一つは針と糸で直接縫い付ける方法と、もう一つは紐を通してネックレスのような状態にする方法です。
私はネックレスのように紐で付ける方法にしました。なるべく自然に見えるように茶色の麻紐を使って境目をカモフラージュしてみました。ぬいぐるみやお人形の色見を合わせたり紐が細めのほうが自然に見えます。
子供さんが小さいご家庭はボタンを引っ張ってしまうと思うので、縫い付ける方法のほうがいいかもしれません。
ペチャット(Pechat)を使ったときの子供の反応
我が家では今回クリスマスプレゼントとして子供に渡しました。
ペチャットをぬいぐるみに取り付け、スマホの設定も済んだ状態でぬいぐるみが入る箱の中に入れてラッピングしました。 子供が朝起きて箱を開けた時にスマホから挨拶の項目にある会話を流しました。子供の反応は「え?ぬいぐるみさんが喋った!」とかなり喜んでいました。それ以来元々気に入って使っていたぬいぐるみですが、お友達と呼んで寝る時もいつも一緒です。
子供にとっては、両親以外の誰かに相手をしてもらっている気分なのか、かなり可愛がっています。
見ているこっちも微笑ましく感じていて、購入してよかったなと思っています。子供の反応は正直なので、色々な反応を示すみたいですが、比較的すんなり受け入れてくれるお子さんが多いようです。始めはびっくりして泣き出す子もそのうち慣れてくると、仲良くお話しているようです。
子供の反応を見ながら使ってみて下さい。
ペチャット(Pechat)のよかったなと思う点
子供のイヤイヤ期がほんの少し楽になった
まだまだイヤイヤ期真っ盛りの我が子ですが、このペチャットとお話すると落ち着く時が多々あります。それでも無理な時もありますが、親としてはその回数が減るだけで少し楽に感じます。忙しい時などは特にペチャットに感謝しています。
セリフの数が多く色々な場面に対応している
あいさつ、しつけ、遊び相手までセリフの項目が多種多様で、使っている私でもまだ全て把握できていません。
ただこんなセリフ欲しいなと親が思っているものは、だいたいあります。ない場合もスマホから手動で入力出来るので困ることのほう少ないです。英語用のアプリもありますので、いずれ使ってみたいと思います。
子供のお気に入りのぬいぐるみや人形に簡単に取り付けられる
ペチャットはボタンの形をしていて小型なので、だいたいの人形やぬいぐるみに取り付けることができます。ですので、子供が好きなお気に入りのお人形に付けてあげることができます。子供が好きなお人形ということで更にペチャットの効果も上がるのかなと思いました。
物語を話してくれたり、寝かしつけもしてくれる
誰でも一度は聞いたことがある昔話や童話も機能の中に付いているので、私は音量をいつもより小さくして、夜の寝かしつけの時によく使います。
歌とお話は子供が既存ものに飽きた時もストアで購入できますので長く楽しめると思います。子供もわりとすんなり寝てくれています。その他にも手が離せない時に流すと便利です。
乳児にも使える
このペチャットは赤ちゃん用の項目もあります。
鳴き声検知機能や泣き止み音楽、おやすみ音楽などです。下のお子さんがまだ小さいご家庭などは、育児も2倍大変なので、このペチャットが少しでも役に立ってくれれば有り難いですよね。兄弟、姉妹で一緒に使えて便利です。
ペチャット(Pechat)のイマイチだと思う点
充電している時に現実感を感じる
ペチャットの本体の横に充電の差し込みがあるので、ぬいぐるみに付けていると、首からしっかりと充電コードが見えています。なるべく子供の寝ている時に充電するか、「くまさん今お昼寝してるの。」と言い隠れて充電しています。
セリフを選ぶまでに時間がかかる
多種多様なセリフがあるのはすごく便利なのですが、逆にセリフの数が多すぎて選ぶまでに時間かかることがあります。子供がぬいぐるみに質問してくるのですがセリフを選ぶまでにタイムラグが発生する時があります。
セリフ入力は発音がおかしい時がある
手動でセリフの入力ができる便利な機能で、私もよく使うのですが、AI特有の機械的な発音をすることが多くあります。子供も「ん?なんて言ってるの?」ということもあります。
遠くにいかれすぎると届かない
泣きながら2階に上がられたり、少し離れた別の部屋に行かれると、Bluetoothが届かないので、わざわざこっそり後ろから追いかけて使用しなければなりません。ぬいぐるみがお話してくれないので、余計に泣き出したこともありました。
携帯の音がボタンから流れる
Bluetoothを切り忘れてスマホで動画をみようとして音を流すと、ペチャットから流れて子供がビックリしていました。動画や音声を流す時はBluetoothが繋がっていないことを確認しておいた方がいいと思います。
まとめ
今回は子供の反抗期に便利なおもちゃ「ペチャット(Pechat)」をご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?
子供には子供の言い分があり、反抗期って親としては難しい時期ですよね。あの手この手で子供の気持ちをなだめる方法をいつも探していました。
そんな時に少しだけお手伝いしてくれるこのペチャットというおもちゃは大変便利でした。子供との毎日を楽しむことができるように、みなさんにもぜひおすすめしたい商品です。