ついに我が子が小学生。新しくランドセルを買ったけど、傷や汚れが心配。せっかく親子で選んだランドセルだからこそ、6年間ピカピカな状態で過ごしてほしい。
ランドセルを6年間綺麗に保つ一つの方法として、ランドセルカバーをランドセルと一緒に購入するということが挙げられます。
これから購入を考えていくにあたって、実際に
- 「ランドセルカバーは必要なものなのか?」
- 「どのように選べばいいのか?」
これから新学期を迎えるお子様のためにも、良いものを選びたいですよね。
このページでは、ランドセルカバーの選び方と、それに合わせたオススメのランドセルカバーをいくつかご紹介したいと思います。
そもそもランドセルカバーとは?
ランドセルカバーとは、ランドセルの「被せ」の部分に取り付けるカバーを指します。
撥水性のある素材が使われていることが多く、防水、防雪を担ってくれる商品がほとんどです。
近年ではすっかり主流となったランドセルカバー。何を目的にランドセルカバーをつけるのかによって、買うべきランドセルカバーが変わってきます。
目的にあったランドセルカバーを選ぶために、まずはランドセルカバーの特徴を知っていきましょう。
ランドセルカバーの役割
ランドセルカバーの役割は大きく分けて4つあります。
- 傷や汚れの防止のため
- 防水、防雪のため
- デザイン性を変えるため
- 安全のため
それぞれ見ていきましょう。
傷や汚れの防止のため
丈夫に作られているランドセルですが、6年間の学校生活を過ごす中で細かな擦り傷や刺繍のほつれなどは目立つようになっていきます。
中にはお友達とふざけ合ってランドセルを大きく傷つけてしまうこともありえるでしょう。
そんな時にランドセルカバーが付いていれば、部分的に色が禿げてしまう事や細かな擦り傷、刺繍がほつれてしまうことを防ぐことが可能です。
代わりにランドセルカバーが傷ついてしまうことはありますが、数万円するランドセル一つを買い直すより遥かに経済的ですね。
防水、防雪のため
ランドセルの生地そのものは防水加工されているものが多く、更に隙間から雨が入りにくい構造になっているものもあり、雨や雪からランドセルを守るための加工がすでにされています。
しかし、100%安心できるかと言われるとそうではありません。長時間濡れ続けてしまった場合は万が一があり得ます。
教科書が濡れてしまってから後悔するより、あらかじめ雨の日用のランドセルカバーを用いて備えておくのも安心につながるでしょう。
反射板が付いていることもあるため、雨で視界が定まらない登下校中も周りの人たちにお子様の存在をアピールすることができて安心ですね。
デザイン性を変えるため
不透明なランドセルカバーはランドセルの雰囲気をガラッと変えます。
- 「茶色のランドセルがいいけど水色も捨てがたい。」
- 「親と子供でランドセルに対する意見が食い違ってしまった。」
- 「低学年の時はよかったが、高学年に上がったらランドセルが派手で恥ずかしくなってしまった。」
- 「飽き性のため同じデザインで過ごせない。」
など、変えることのできないランドセル本体そのもののデザインで困ってしまった時にもランドセルカバーは活躍します。
安全性のため
ランドセルカバーには反射板が付いているものが多くあります。
反射板は、光が当たった時に光って見える性質を持っていて、車のライトなどを反射して自分の存在をアピールすることができます。
反射材を付けている歩行者は、反射材をつけていない歩行者より2倍以上手前で存在に気付いてもらえるため、交通事故を防ぐ役割としてとても効果的であることがわかりますね。
また、ランドセルカバー自体を目につきやすい黄色にすることで登下校時、お子様に周りの人が気付きやすくなるという利点もあります。
学校帰りにそのまま塾に向かうときや、冬場の日が落ちる時間が早くなる時期など、交通事故に遭わないようにするために反射板が付いているランドセルカバーを選ぶというのも選択肢のうちの一つになるのではないでしょうか。
ランドセルカバーのサイズの選び方
ランドセルカバーを購入する際に、何よりも大切になるのがランドセルカバーのサイズです。
せっかく素敵なランドセルカバーを購入しても、ランドセルに合わなければ意味がありません。そのためにも、お子様の使うランドセルがどのようなサイズなのか事前に把握しましょう。
現在販売されているランドセルのサイズは大きく分けて3種類に分けられます。
A4教材対応サイズ | 215mm×300mm前後 | A4サイズの教科書がギリギリ入るサイズのランドセル A4サイズのプリントやファイルは曲がってしまう |
A4クリアファイル対応 | 220mm×310mm前後 | A4教材対応サイズより一回り大きなサイズ クリアファイルがすっぽり入るオーソドックスタイプ |
A4フラットファイル収納サイズ | 230mm×310mm前後 | 厚紙のハードカバーがついたファイルがすっぽりと入るサイズ |
学校で配られるプリントはA4サイズが主流ですが、ランドセルのタイプによってはプリントをまとめるファイルが斜めにしないとランドセルに入らない、上部を折らないといけない、という事態が起こることも起こり得ます。
学校ごとにクリアファイルで保管なのか、フラットファイルでの保管なのか対応が変わるため、ランドセル購入の際はランドセルカバーと共にランドセルそのもののサイズも事前にチェックする必要があります。
既に購入してサイズがわからない場合は、ご自宅でランドセル本体の採寸をしましょう。
ランドセルのサイズの測り方
ランドセルのサイズは、
- A 4クリアファイル収納サイズ 横幅220mm前後
- A4フラットファイル収納サイズ 横幅230mm 前後
となっています。
ランドセルカバーをつける場所はランドセルのかぶせの部分なので、かぶせ部分の測定だけでも十分です。
ランドセルのかぶせのサイズは、ランドセルを平らなところに置き、横幅と縦長を測定しましょう。
ランドセルカバーのサイズで選ぶ
ランドセルのサイズがわかったら、続いてランドセルカバーのサイズを確認していきましょう。
M | A4クリアファイル対応 | 約 横245mm×縦445mm |
L | A4フラットファイル対応 | 約 横255mm×縦455mm |
LL | 上記より大きいランドセル | 約 横265mm×縦470mm |
メーカーによりランドセルカバーのサイズに多少の前後はありますが、上記がランドセルカバーのサイズの目安です。
ランドセルカバーの素材で選ぶ
市販で販売されているランドセルカバーは、
- ポリ塩化ビニル
- ナイロン
- ポリエステル
などが素材として使用されています。
ポリ塩化ビニル
ポリ塩化ビニルは耐水性、耐久性に優れています。素材自体の価格が安価で重量感がないため、ランドセルカバーの他にもクリアポーチなどにも多く使用されている素材です。
柔らかな素材で扱いやすいのも特徴の一つです。
一方で、寒さや光に弱く、割れや変形、ランドセルカバーの変色を起こすことがあります。
ナイロン
ナイロンは摩擦に強く、繊維自体に伸縮性があり、シワになりにくい特徴を持っているため、コンパクトに畳んで収納ができます。
吸水性が低いため、速乾性にも優れている材料です。
ランドセルカバーの他には買い物袋やストッキング、インナーウェアにも使用されています。
ポリエステル
ポリエステルは縮み、型崩れが起きにくい丈夫な素材です。速乾性にも優れており、長期間外気に触れていても劣化しにくいという特徴を持っています。
虫害も受けにくいため、あらゆる面での耐久性に優れた素材です。
ランドセルカバーの他に、傘やテントなどにも使用されています。
男女別ランドセルカバーおすすめ15選
男女ともに人気の高いランドセルカバーは以下のデザインです。
- 透明なカバ―
- ワンポイントのデザイン
- 不透明でデザイン性のあるもの
どちらもランドセルそのもののデザインを活かすランドセルカバーが特に人気が高いことがわかります。
さらに、男の子は黒ベースのものが人気が高く、女の子は可愛いデザインのものが人気が高いです。
ランドセルを綺麗に長く保つためには撥水加工付きのランドセルカバーがおすすめです。また、登下校の安全性を高めるには、反射シールが付いているとより安心ですね。
ここからは、そんな機能が多く搭載されたランドセルカバーをそれぞれ5選ずつ紹介していきます。
透明なランドセルカバーおすすめ5選
まずは男女ともに人気の高いランドセルをそのまま活かすことができる透明タイプのランドセルカバーから紹介します。
まもるちゃん カラーフチあり
価格 | M:1,540円 L:1,650円 LL:1,760円 |
カラー | ブラック、ブルー、ブラウン、レッド、ピンク、パープル、サックス、ミント、キャメル、イエロー |
サイズ展開が豊富で、大きめのランドセルにも対応しています。
かぶせにピッタリ収まるように設計されているため、余計な隙間を作ることはありません。
カラーフチがついたことで破損しにくくなり、より長く使えるように設計されているランドセルカバーです。
ふわりぃ ランドセルカバー
価格 | M:1,999円 L:2,200円 |
カラー | ブラック、ブルー、ブラウン、レッド、スミレ、サックス、イエロー、シルバー |
サイズが合うランドセルであればふわりぃ以外のランドセルにもご使用いただけます。
マジックテープで取り付ける仕様のため、取り外しが楽で使用しやすいランドセルカバーです。
簡単な取り外しは低学年のお子様でもすぐに慣れることができるでしょう。
L.Y.F LAB ランドセルカバー
価格 | M:2,280円 |
カラー | ブラック、ネイビー |
2種類の加工された蓄光テープ、反射テープがライン状についているため、夜間の安全確保に活用ができます。
透明部分は衝撃を吸収しやすく、ランドセルカバーにも傷がつきにくく臭いが出にくいというTPU素材を使用しています。
また、静電気加工も行なっているためホコリがつきやすいという問題も改善されたランドセルカバーです。
TRADIS反射板使用ランドセルカバー
価格 | M:999円 L:999円 |
カラー | グレー、レッド、ブラック、パープル、ホワイト |
TRADISのランドセルカバーは反射板つきの商品です。
また、価格がMサイズ、Lサイズ共に1000円以下と求めやすく経済的です。
その価格の中でも3ヶ月間のメーカー保証も付いているため、もし不具合があった場合にも対応していただける安心感があります。
MOMOCOランドセルカバー
価格 | 約横290mm×縦470mm :1,080円 |
カラー | 蛍光グリーン、ブラック、ブルー、ピンク、レッド、濃いオレンジ、パープル、イエロー、ブラウン、うすピンク、紺色、みどり、濃いパープル、グレー、オリーブ色、キャラメル |
タイプによって反射板が横、下どちらにつくかを選ぶことができます。カラー展開も豊富で、お子様が気にいる色味を探しやすいのも特徴です。
透明感も高いランドセルカバーのため、ランドセルそのものの色味を活かすことができます。
男の子におすすめランドセルカバーおすすめ5選
次に男の子人気が高いのは黒ベースやかっこいい柄のワンポイントです。
それも踏まえて男子におすすめランドセルカバーのおすすめ5選を紹介していきます。
Fun daily ランドセルカバー
価格 | S:2,980円 M:2,980円 L:2,980円 |
カラー | 迷彩、恐竜(ブラック)、恐竜(ブラウン)、恐竜(カーキ)、宇宙(グレー)、宇宙(ネイビー)、スター(ホワイト)、スター(ネイビー) |
ランドセル本体の色が見えるよう、ランドセルカバー上部は透明で、下部にデザインが施されています。
撥水性も高く、厚みも十分確保されているためしっかりとランドセルを守ります。
サイズ展開も3種類あり、値段に差はないため選択の幅が広いのが魅力です。
サテンマーメイドshop ランドセルカバー
価格 | 縦455mm×横255mm:1,880円 |
カラー | 黒(ボーダー緑、ボーダー赤、ボーダー黒、ボーダー青)・(スラッシュ緑、スラッシュ赤、スラッシュ黒、スラッシュ青) |
黒ベースのポリエステル生地に、ボーダーとスラッシュの2種類のラインが入ったランドセルカバーです。
シンプルなものを好むお子様にはおすすめしやすいデザインではないでしょうか。
反射材も付いているため夜道も安心してお使いいただけます。蛍光色ではなく少し燻んだカラーで展開されています。
PUMAランドセルカバー
価格 | 縦550mm×横290mm:2,200円 |
カラー | エンボスロゴ、カモ柄、クリアブラック |
ランドセルカバーからPUMAのマークが浮き出たエンボスロゴに、全体的にカモフラージュ柄の入ったカモ柄、シンプルなクリアブラックの3種類が販売されています。
反射板も付いており、夜道も安心してお使いいただけます。子供っぽい柄に抵抗が出てくる年齢の男の子たちにおすすめしやすい商品です。
京都瑠璃雛菊 透明ランドセルカバー
価格 | 縦465mm×横265mm:2,980円 |
カラー | スパイダー(オリーブ、アーミー、ブラック、レッド) キャンプ(レッド、キャメル、オリーブ、チョコ) |
透明カバーにプリントが施され、カラー展開が多くあります。
プリント部分は光を反射するインクでプリントされているため、暗い帰り道も可愛らしく光ります。
デザインから検品まで全て京都で行われているため、海外製は不安という方にも安心のランドセルカバーです。
COLORFUL CANDY STYLE 反射して光るランドセルカバー
価格 | 縦555mm×横290mm:2,730円 |
カラー | クルマ会社、惑星探査と宇宙船、ロンドン行進曲、太陽系惑星(ブラック)、電車コレクション、恐竜大陸(ネイビー)、恐竜ミュージアム、スーパーエクスプレス、迷彩(グレー)、ブリリアントスター(透明)、タータン(ダークグリーン)、恐竜王者(透明)、ブルーラグーン、恐竜大図鑑(透明)、スーパーエクスプレス(透明)、ディープネイビー |
カバーデザインがとても豊富で、お子様と一緒にデザインを選ぶ時間も楽しめるのではないでしょうか。
撥水性のナイロン生地とラミネート生地を使用しているため汚れが付きにくい作りになっています。
反射シールがついているため、暗い道でも車のライトを反射してドライバーにすぐ気付いてもらえます。
女の子におすすめランドセルカバーおすすめ5選
女の子はかわいらしいモチーフのついたランドセルカバーが人気が高いです。
それも踏まえて女子におすすめランドセルカバー5選を紹介していきます。
京都瑠璃雛菊 透明ランドセルカバー
価格 | 縦465mm×横265mm:2,790円 |
カラー | Aタイプ(ローズピンク、ピンク、アクア、スミレ、ミント、ミルクベージュ) Bタイプ(キャメル、オリーブ、レッド、チョコ、ミルクベージュ、ピンクモカ) |
男の子におすすめランドセルカバーでも別柄で紹介させていただきました。
透明カバーにハートのプリントが施され、カラー展開が多くあります。プリント部分は光を反射するインクでプリントされているため、暗い帰り道も可愛らしく光ります。
デザインから検品まで全て京都で行われているため、海外製は不安という方にも安心のランドセルカバーです。
COLORFUL CANDY STYLE 反射して光るランドセルカバー
価格 | 縦555mm×横290mm:2,730円 |
カラー | ミモザフルール、フローラルオアシス、プティ・ブーケ、フローラルミスト、ユニコーンファンタジー、ムーンライトバタフライ、パステルバルーン、シンデレラ(透明)、ロマンティック(透明)、りぼんとレース(透明)、黒猫ワルツ(クリアタイプ)、ユニコーン(透明)、フィルハーモニー、黒猫ワルツ(ラベンダー)、prettyバレリーナ、キャンディアラモード、メリーゴーランド(ブルー)、パステルポップ(透明)、キャンディポップ、黒猫ワルツ(ブラック) |
カバーデザインがとても豊富で、似通ったデザインがないためお子様と一緒にランドセルカバーを選ぶときも楽しく選ぶことができるのではないでしょうか。
撥水性の生地とラミネート加工された生地を使用しているため汚れがつきにくい素材となっています。
反射シールも付いているため、夜道でもお子様の存在にすぐに気付いてもらえる安心なランドセルカバーです。
マザーガーデン ランドセルカバー
価格 | 縦480mm×横288mm:1,980円 |
カラー | ユニコーンハピネス、ユニコーンポップ、野いちご |
透明なランドセルカバーにユニコーンやいちごのポップな柄が印刷されています。同じユニコーンでもサイドだけのデザインなのか、全面にプリントされているのか選べることで、お子様の好みに合わせることができそうですね。
ラベンダー、ピンク、水色のカラー展開で、反射シールが付いている他にお名前ラベルも付いているためお友達のランドセルカバーと間違うことなく使うことができます。
カバー専門エール公式ショップ リバーシブルランドセルカバー
価格 | 縦445~475mm×横245~270mm:3,580円 |
カラー | Cuteキャット、キラキラ星、ユニコーン、恐竜 |
裏表両方の2種類のデザインが楽しめるリバーシブルのランドセルカバーです。
撥水加工と耐水性があり、両面に反射板が付いています。洗濯機で丸洗いが可能なため、雨や埃で汚れ、くすみやすいランドセルカバーも衛生的に使用し続けることができます。
よく伸びる素材を使用しているため、M〜LLサイズとして使用できます。
tenoeランドセルカバー
価格 | 縦540mm×横274mm:1,815円 |
カラー | ひとりじめアイス、ことりのおしゃべり、しゅわしゅわレモンサイダー、うとうとな昼下がり、ふわふわの旅人、雨上がりのはらっぱ、ひざしのシャワー、空と海、黄色い野原 |
こちらはかなり落ち着いたデザインのランドセルカバーで、あまり可愛らさしすぎるデザインが苦手なお子様におすすめです。
撥水加工の他にUVカット加工もされているためランドセルカバー自体も長持ちします。
反射シールも付いているため、夜道も安心です。
ランドセルカバーの装着方法
ランドセルカバーを購入したけど正しく装着できていない、ではランドセルを守ることはできず、もちろんランドセルカバーの持ちも悪くなってしまいます。
ランドセルカバーは正しく装着して、ランドセルを長持ちさせましょう。
- ランドセルのかぶせにランドセルカバーを通す
- ランドセルカバーに付いているゴムか紐をランドセルのフックに巻き付ける
しっかりフックの根本に巻きつけることでランドセルカバーが浮いてしまうことを防ぐことができます。ゴムや紐が緩いときは、何度か巻きつけてしっかりと密着させましょう。
また、入学後配られることの多い交通安全ランドセルカバーはランドセルの肩ベルトを外す必要があるものもあります。
ランドセルカバーにゴム、紐がつかずカバーそのものに大きな穴が開いているタイプのものは一手間加えて肩ベルトを外してから装着してください。
ランドセルカバーのお手入れ方法
ランドセルカバーは着けたまま過ごしてしまうと通気性が悪くなりカバー内部の湿度が高まってランドセルの質の低下やカビの発生に繋がります。
週に一度はランドセルカバーを外し、ランドセルとカバーの両方を乾拭きを行なってください。
雨で濡れてしまった場合はできるだけ早くランドセルからカバーを外し、水気を拭き取ってから直射日光の当たらない場所で乾かしましょう。
ドライヤーを用いたりストーブの前に置いたりすると、熱風によるランドセルカバーの変形や劣化につながります。
雨の日はレインカバーも
ランドセルカバーをしていても、大雨や大雪のときはランドセルの隙間から雨や雪が入ってしまうこともあります。
そんな時の対策に使えるのがレインカバーです。
ランドセルのかぶせに嵌めるタイプのランドセルカバーと違い、レインカバーはランドセル全体をすっぽりと覆ってくれるタイプです。
ランドセルの構造上隙間ができてしまう側面も全て覆ってくれるため、雨が漏れてくる心配がありません。
上からすっぽりと被せるだけで装着ができる上に、収納袋が付いているため雨の日も安心できます。
レインカバーは本格的に使用を始める前に収納袋に入れる練習をしておくと、せっかく道中濡れることは防げたのにしっかり収納していなかったことでランドセルが濡れてしまった。ということを事前に防ぐことができます。
また、雨の日はランドセルだけでなくお子様本人が濡れてしまうこともあるため、替えの靴下、ハンドタオル、ビニール袋も一緒に用意して、学校に着いた後も濡れた身体で授業を受けずに済むように準備を整えてあげましょう。
濡れることが前提のレインカバーなので、いきなり本番で使うことはせずにお子様が一人でも畳めるように練習していきたいですね。
大切に使ったランドセルの再利用
6年間の思い出がたくさん詰まったランドセルは色々なグッズに生まれ変わります。
- 長財布
- 折り財布
- ミニランドセルキーホルダー
- ベルトキーホルダー
- システム手帳
- ペンケース
- キーカバー 等
傷が多い、凹みが多い、禿げてしまっている等、ランドセルの状態によってはリメイクができない場合もあります。
お子様の大切な思い出を、この先も使用していけるグッズに変えるためにもランドセルカバーはぜひ着用していきたいですね。
業者によっては名入れや飾りをオプションで行っています。
ランドセルカバーを正しく使って日々の学校生活に彩りを
ランドセルカバーはランドセルを守るため、だけではなく、学校でお友達とお話しするためや、家族とのコミュニケーションのきっかけにもなります。
年齢によっても好みは変わっていってしまいますが、その都度たくさんコミュニケーションを取り合って毎日の学校生活をより楽しく過ごしてほしいですね。
楽しく過ごした6年間を大切な思い出として残せるようにするためにも、ランドセルカバーは正しく使ってランドセルとお子様の安全をしっかり守っていきましょう。