スマホを持っている人のほとんどが利用しているコミュニケーションアプリ「LINE」ですが、使い方によっては相手をブロックすることもありますよね。しかし稀に、「LINEでブロックがしたいのに…なぜかブロックができない!」なんてケースも起こります。
今回は、LINEでブロックをしたいのにできないケースをまとめてみました。ブロックができなくてお困りの方の参考になればうれしいです。
LINEブロックができないケース
LINEのブロックができないケースはいくつか存在します。
- LINEの一部公式アカウント
- LINEアプリの不具合
- ブロックしたい相手が非表示になっている
- 迷惑アカウント
ブロックできないパターンのほとんどがこの4パターンかと思われます。ひとつずつ解説していきましょう。
LINEの一部公式アカウントの場合
公式アカウントは公式アカウントでも、企業のアカウントではなく、LINE運営による特別なアカウントのものを指します。全てのLINE運営の公式アカウントがブロックできない、という訳ではありませんが、一部公式アカウントはブロックができない仕様になっています。
私のトークリストの中に入っているLINE公式アカウントでブロックできなかったアカウントは3つ程ありました。
パソコンでLINEにログインしたときや、LINEクリエイターズマーケットにパソコンからログインしたときに通知を送ってくる「LINE」アカウントですが、こちらは何度ブロックをタップしてもブロックすることができませんでした。
LINEスタンプを作ったことがある方は「LINE Creators Market」アカウントが自動的に友だち追加されたかもしれませんが、こちらも何度ブロックをタップしてもブロックすることはできませんでした。
そして1月1日に届いた「新春 LINEおみくじ」アカウント。こちらもブロックすることができませんでした。
ちなみにオススメのLINEスタンプの情報や着せ替えの情報等を配信してくれる「LINEスタンプ」アカウントや、TカードやPontaカード等をLINEに登録すると便利な使い方やお得な情報を配信してくれる「LINEマイカード」アカウント等はブロックすることができました。
LINEアプリの不具合の場合
LINEアプリ自体に何かしらの不具合が起こってブロックができないというケースもあります。もし、LINEの公式アカウントでない一般アカウントがブロックできない場合、こちらの確認方法を試してみてください。
- 時間を置いてみる
- マルチタスクでアプリを終了させる
- スマホを再起動させてみる
- LINEアプリのアップデートを確認する
- スマートフォンのOSのアップデートを確認する
これらを試してみて、それでもダメそうなら、次回のアップデートを待つか、LINEアプリの運営に直接問い合わせをしてみると良いかもしれません。
ブロックしたい相手が非表示になっている場合
こちらは「ブロック自体ができない」というより「ブロックしたい相手が友だちリストの中から見当たらない」というケースです。
ブロックをしたい相手が友だちリスト一覧の中から見当たらない場合は、「非表示」になっている可能性があります。
LINEメニューの設定を選択
友だちを選択
非表示リストを選択
ここにブロックがしたい相手の名前があれば、非表示設定になっていたということになります。このままではブロックができないので、一度非表示設定を解除しましょう。
編集、再表示を選択します。こうすることで再び友だち一覧に相手の名前が表示されるので、ブロックをすることが可能です。もし友だちリストの中にブロックしたい相手が見つからない場合はこちらの方法を試されてみてください。
迷惑アカウントがブロックできない場合
出会い系等の勧誘のメッセージを送ってくる迷惑アカウントがブロックできないといったケースも存在します。ほとんどが電話番号やID検索などで突然友だち追加をしてくるアカウントです。
ブロックをしようと思っても「ブロックに失敗しました」というエラー表示が出たり、通報しようとしても「正常に処理できませんでした」と表示され、こちらから何もできない状態が続きます。
ブロックができないのには、既にアカウントが削除されていたり、凍結されている等、さまざまな理由が考えられますが、明確な原因は明らかとなっていません。「ブロックもできない迷惑アカウントからメッセージが送られてくるなんて少し気持ち悪い…」と思われるかもしれませんが、無視をし続けていれば連絡が途絶えることがほとんどです。
これらの迷惑アカウントは基本的に別アカウントを友だち追加させるように誘導させたり、外部サイトのURLを送りつけることが目的なので、こちらから何もアクションがなければ向こう側も諦めます。
なので迷惑アカウントをブロックできなかったとしても、放置しておけば基本的にOKです。間違っても、こちらから返信しないようにしましょう。こちらからの返信をきっかけにメッセージを送り続けてくるようになってしまいます。
「トーク一覧に迷惑アカウントを表示させたくない!スッキリさせたい!」という方は、ブロックはできなくても非表示にすることはできるので、非表示設定されることをオススメします。
もしも一向に連絡が途絶えず、メッセージが送り続けられる状況が続くようであれば、LINE運営に直接問い合わせてみるのが良いかもしれません。
ユニコード(特殊文字)が名前に入っている場合は?
今回ブロックできない原因をネットで調べていたところ、名前に「△」や「♡」、「ω」などといった、特別な文字が名前に含まれているユーザーはブロックすることができないという情報をいくつか見ました。
実際に様々なパターンで検証してみたのですが…
2019年3月現在、ブロックできました。
♡や△のような簡単なものから、どこの国の文字かわからないようなもの、顔文字なども試してみましたが、私が検証したものはどれもブロックができないということは起こりませんでした。
特殊文字が入っているとブロックができないというのも数年前の情報だったので、ここ数年のLINEアプリのアップデートでブロックすることが可能になったのかもしれません。
2017年前後のネットの情報だと「ユニコード(特殊文字)の含まれている名前のユーザーはLINEのバグによってブロックすることができない」とありましたが、2019年3月現在では「特殊文字が名前に含まれているユーザーは必ずしもブロックできないというわけではない」という結論に至りました。
しかし特殊文字も数が多く、もしかしたら特定の文字や組み合わせによってブロックできない可能性もあります。また、今後のLINEアプリのアップデートによってはまた変更になるかもしれません。
まとめ
- LINEの公式アカウントにはブロックできないアカウントがいくつかある
- LINEアプリの不具合でブロックができないケースもある
- ブロックしたい相手が友だちリストにいない場合は、非表示設定になっている可能性がある
- 迷惑アカウントがブロックできなくても、基本的に無視をしておけばOK(絶対に返信しないように注意)
- ユニコード(特殊文字)が名前に含まれているユーザーは必ずしもブロックできないというわけではない
ブロックができない理由に明確な答えはありませんが、アプリを終了させたり、本体を再起動させたり、アプリやOSのアップデートを確認してみてもブロックできない場合は、LINE運営に問い合わせしてみるのが良いでしょう。
LINEのブロックでお困りの方は是非試されてみてください。