LINEのトーク履歴をバックアップ・保存する方法と注意点

2023年8月28日

今やほとんどの方がLINEで友人と家族と連絡を取り合っているのではないかと思います。中には大切なメッセージなどもあると思いますが…あなたはLINEのトーク履歴のバックアップ方法をご存知でしょうか？

万が一何かあったとしても、バックアップ方法さえ知っていれば大切なトーク履歴を復元することが可能です。本記事ではLINEのトーク履歴のバックアップ方法を解説していきます。

LINEのトーク履歴のバックアップ方法

LINEのトーク履歴のバックアップ方法はいくつかあります。そしてお使いのスマートフォンがiPhoneであるかAndroid端末であるかで方法も変わってきます。

ちなみに、友だちリストやプロフィールの情報などはLINEアカウントに紐づけられているので、バックアップの必要はありません。バックアップが必要なのはトーク履歴のみとなっています。

iOS版LINEアプリはiCloudでバックアップ

iPhoneをお使いであれば、iCloudへバックアップすることができます。

iCloudとは、Appleが提供しているクラウドサービスです。データをインターネット上に保存することができ、今回のようにLINEのトーク履歴をiCloudにバックアップしておけば、いつでもデータを引き出すことができます。機種変更の際のデータ移行のときにも便利に使うことができます。

iCloudにサインアップすると、自動的に5GBの無料ストレージが使えるようになります。もし5GBを超えるようなら、有料で大きい容量のストレージプランに変更することも可能です。

iPhoneがiCloudに接続されているか確認する

iPhoneの設定アプリの自分のアイコンをタップします。

「iCloud」をタップし、「iCloud Drive」がオンになっているか確認をします。オフになっている場合はタップしてオンにしておきましょう。

iCloudへのバックアップ方法

LINEアプリを開き、ホームタブの「設定」→「トーク」をタップします。

「トークのバックアップ」をタップし、「今すぐバックアップ」をタップするとバックアップが開始されます。

モバイルデータ通信でもバックアップは可能ですが、不要なデータ通信料が発生しないためにモバイルデータ通信をオフにして、Wi-Fi環境化で作業することをオススメします。データ量にもよりますが、バックアップには数分かかることもあります。「バックアップ完了」と表示が出ればOKです。

Android版LINEアプリはGoogle Driveにバックアップ

お使いのスマートフォンがAndroidの場合は、Google Driveにバックアップをします。

Google DriveはGoogleが提供しているクラウドサービスです。iCloud同様、インターネット上にデータを保存することができるので、LINEのトーク履歴もGoogle Driveにバックアップを取っておけばいつでも引き出すことが可能です。 Googleアカウントを持っていれば15GBの保存容量を無料で使うことができます。写真や音楽等のデータのバックアップを取る時にも便利に使うことができるのでオススメです。

LINEアプリを開き、ホームタブの「設定」→「トーク」をタップします
「トーク履歴のバックアップ・復元」をタップし、「Googleドライブにバックアップする」をタップします
Googleアカウントを選択し、「OK」をタップするとバックアップが開始されます

バックアップが終了すると、バックアップをした日付と容量合計が表示されるので、これで作業は完了です。

iTunesでバックアップをする

パソコンを持っているiPhoneユーザーであれば、iTunesを通してLINEのトーク履歴をバックアップすることが可能です。

LINEのトーク履歴以外にも、写真や音楽、アプリなどの情報も一気にバックアップが取れるのでとても便利です。もしもiTunesを入れているパソコンをお持ちであれば、こまめにiPhoneとパソコンを繋いでバックアップを取っておくと良いでしょう。

iCloudの無料ストレージは5GBまでですが、iTunesの場合は全てのデータを無料でバックアップが取れるので、iCloudの有料ストレージプランにするのはちょっと…と抵抗がある方でも安心して使うことができます。

iPhoneとパソコンを接続し、iPhone端末のアイコンをクリックすると、iPhoneの概要画面が出てきます。この時に更新の表示が出たら、最新のiOSにバージョンアップしておきましょう。

「自動的にバックアップ」の項目で「このコンピュータ」を選択します。

「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックを入れると「パスワードを設定」の表示が出るので、あなたの考えた任意のパスワードを入力し、パスワードの設定を行いましょう。パスワードは忘れないように、必ず控えておいてください。パスワードの設定後、バックアップが開始されます。

データの容量にもよりますが、バックアップには30～90分かかることもあります。バックアップ途中でiPhoneとパソコンの接続を切らないように気を付けましょう。

パソコン版LINEでトーク履歴を確認する

バックアップとは少し違いますが、手元にiPhoneがなくてもパソコン版LINEにログインすれば、トーク履歴を同期して確認することができます。メールアドレスとパスワードを入力するか、スマホのバーコードリーダーでパソコンの画面に表示されるQRコードを読み取るとパソコン版LINEにログインできます。

ただし、全てのトーク履歴を確認できる訳ではなく、最近やり取りしたメッセージ(約１ヶ月分程)のみになるので、その点は注意してください。