メルカリって、気楽にいろいろな物が売れますね。 でもいざ売れたとして、さて、次にどうするの?やり方なんて分からない。発送ってどうやるの?そもそも発送するのも、発送方法を調べるのも面倒なんだけど?というわけで、結局出品を辞める方も多いかと思います。
そこで今回は、私たち女性に身近なアクセサリー「ピアス」が売れたとして、その梱包方法・安く発送する方法についてお話します。基礎編として、丁寧な梱包方法から簡単に済ます方法までお伝えします。
今回は、こちらのピアスを梱包していきます。
梱包する際に気をつけたいポイント
梱包において一番大事なことは「売れた時の状態」のまま相手に届くように梱包することです。
ピアスなので、中古だったらちょっとした汚れとか傷があるかもしれません。出品時に説明済みで、写真にも載せていれば、それに納得して購入しているはずなので、その点は気にする必要はありません。
発送中に、売れた時以上にダメージが増えないように梱包します。適当な梱包だと、発送中にキズが付くことも考えられます。また、雨に濡れて錆びたり、上から別の重い郵便物が重なってピアスが壊れたりもするかもしれません。そんなことを想定して梱包します。 ちょっと面倒だな・・・と思いましたか?
でも届いてから購入者にクレームを言われることほど面倒なことはありません。本当にクレーム対応は面倒すぎて、売らなきゃよかったと思うはずです。
表現はよくありませんが、売れたものはたかだかピアスで、しかも数十円~数百円の利益しかありません。そう考えると、多少の手間がかかったとしてもクレームを避けた方がいいのではないでしょうか。
メルカリでの取引は丁寧な対応をさえ心がけていれば、トラブルの際に事務局がかなり助けてくれますが自分で出来ることは「自分で」「全力で」やりましょう。自分の身を守るのは自分です。ここは一つ、クレーム対策として最初から丁寧に梱包をすることにしましょう。
さて、そうは言っても、実際のメルカリ利用者は若い方も多く、梱包の仕方は様々です。
商品を封筒に入れただけ、ということもあります。自分は丁寧に梱包している分、そういったものが届くと、ちょっと悲しくなったりもするかもしれません。でもそこは「壊れていなければラッキー」位に考え、逆に自分が発送する時は丁寧にやりましょう。 ピアスを包む位であれば丁寧にやってもさほど時間もかかりません。物にもよりますが、ピアス位であれば、バカ丁寧に梱包してもいいと思います。
ちょっと話はそれますが、丁寧な梱包で相手の心を掴み、次につなげるということも可能です。相手が女性であれば、そういったことも狙いながらやるのも良いかもしれません。
ピアスを梱包するにあたり用意するもの
チャック袋
100円ショップで売っています。小さいものから大きいものまで、様々なサイズのものがあるので、いろいろな種類を買っておくとよいです。それなりの厚みがあるものの方が高級な感じがするのでおススメです。
クッション保護シートまたは緩衝材
クッション保護シートは薄い白っぽいシートで、食器などを買うと包んでくれるアレです。緩衝材とは、一般的にプチプチとかエアパッキン・エアキャップなどと呼ばれています。ここでは以降、エアパッキンと呼びます。
厚紙
これは家にあるちょっとした厚紙でOKです。たまたま家に厚紙があったので利用しましたが、厚紙がなければ何か別の色紙や、厚みのある紙を利用して下さい。
封筒
封筒も様々なサイズがありますが、1種類だけ用意するなら発送料金を抑える為、定形郵便物で最大サイズの「長形3号(長3)120×235cm」が良いでしょう。100円ショップで買えます。
ピアスの梱包方法
以上が丁寧な梱包の方法です。 エアパッキンで包むことで壊れるのを防ぎ、チャック袋で濡れるのを防いでいます。エアパッキンで丁寧に包むだけでも濡れないと思うので、「チャック袋は持ってないよ」もしくは「そこまでやるのは面倒です」って方はここは省いてもいいかもしれません。
あと、①②③の工程は工作です。私はこういうのが好きでやっています。イメージは、ピアスが売られているときの状態です。ピアスって、こういう感じの売られ方をしていますよね?面倒な方はやらなくていいです(笑)
ピアスを重ねて、エアパッキンで包みましょう。以降は同じです。
丁寧にやるなら、ピアスを重ねず、一個ずつ包みます。重ねて傷が付くのを防ぐためです。「ピアスが重なった状態で届いたんですけど!」ってクレームになることはほぼないかとは思いますけれど、世の中にはおかしな方もいるし、どこからクレームが飛んでくるか分かりませんので、念には念を入れて、そこまでやってもよいかもしれません。
お金のかからない梱包方法とは?
購入された相手に対して最低限のマナーを守りつつ、出来る限り費用をかけずに梱包する方法、それは「以前に自分が購入した時の梱包材を、保管しておいて使用する」です。
最初から売ることを想定して「ピアスを買ったときの梱包」をそのまま取っておいて再利用すれば、上記の工程は全て省けます。それに、お店から買ってきた状態で発送することになるので、キレイです。これが一番です。
そうはいっても大抵の人は、そんなものを丁寧に取っておいたりしないと思うので、その時は、厚紙をチョキチョキして下さい。
結局どう梱包するのが良いの?
一番相手に喜ばれる梱包方法は、結局のところ、上記で説明した通りで間違いありません。
ただ、メルカリでピアスを売る場合、ほんの少しの利益しか無い中、梱包や発送などにお金も時間もかけたくありませんよね。そこで一番簡単な方法としてはどうするか。
結論から言うと「エアパッキンで包んで、長3封筒に入れて発送する」。これです。
チャック袋はこの際省きます。ただ、エアパッキンは省けません。壊れてしまうのは何としても防ぎたいし、万が一壊れて届いたとしても「こんなにも丁寧に梱包していたのですよ」とアピールすることが出来ます。面倒ですが、ここは省けません。
発送する封筒は何でもいいのですが、長3サイズの封筒はそう値段の高いものでもないし、他に良い代用品も思いつかないので、ピアス発送の場合には、これが最適だと思います。
購入者への発送
いよいよ発送の段階に入ります。ピアスを発送する方法は、このような種類があります。
送料 | |
---|---|
普通郵便 | 重さによる |
クリックポスト | 全国一律164円 |
ネコポス | 全国一律195円 |
ゆうパケット | 全国一律175円 |
これらのうち「手軽さ」という点においては、メルカリで簡単に発送出来るネコポス、ゆうパケットが有利です。ネコポス、ゆうパケットより安い方法としてクリックポストがありますが、これは結構面倒です。
ここで、問題となるのは「ピアスの重さ」です。大抵のピアスは軽いです。耳にぶら下げるのですから当たり前ですね。
今回のピアスの場合は封筒・梱包材込みで10gです。
普通郵便の場合、25g以内で82円・50g以内92円で発送出来ます。
ピアスのサイズを考えても、普通のピアスであれば定形郵便最大サイズである長3封筒で収まります。逆に収まらないピアスには、私はお目にかかったことがありません。したがって大抵はこの定形郵便のサイズ・重さで収まると思います。
しかし、ここが落とし穴なんですけれども、厚さ1cmという制限があります。ここは要注意です。
丁寧に梱包しすぎて厚みがもりもりになってしまった場合、たとえ定型内の長3封筒に入るサイズであったとしても、定形外の120円がかかることになってしまいます。ピアスなんていうものは、売れたとしても本当に微々たる利益しかありません。
発送料金は1円だって安く抑えたいですよね。ですので、なるべく1cmを超えないように梱包しましょう。
まとめ
梱包と発送方法についての結論。
「エアパッキンに包んでから長3封筒に入れて、普通郵便で発送」これに付きます。この方法で、最大限「手間とお金」を省くことが出来ます。どうぞお試し下さい。