
「自宅で本格的な筋トレをしたい!」そんなあなたにおすすめなのが、懸垂マシンです。ジムに通わなくても、自分の体重を使った高負荷なトレーニングができます。
しかし、一口に懸垂マシンといっても多種多様の商品が販売されており、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、あなたが最適な懸垂マシンを見つけられるよう、以下の内容をご紹介していきます。
- 懸垂マシンの基礎知識
- 懸垂マシンの選び方
- 懸垂マシンのおすすめランキング
- 懸垂マシンを使った効果的な鍛え方
筋トレ初心者の方でも、これを読めばきっと満足できる懸垂マシン選びができます。
ぜひ最後までチェックして、懸垂マシンを使った本格的なトレーニングに挑戦してみましょう。
懸垂マシンについて
自分にぴったりの懸垂マシンを見つけるためには、まず懸垂マシンとはどのようなものなのか知っておくことが大切です。
以下で、懸垂マシンの基礎知識について詳しく解説します。
懸垂マシンとは
懸垂マシンは、自宅でも手軽に本格的なトレーニングができる器具です。自分の体重を使って背中や腕、お腹などさまざまな部位を鍛えることが可能。
ぶら下がり健康器やチンニングスタンドとも呼ばれており、筋トレだけでなくダイエットにも効果的とされています。
懸垂マシンの種類
懸垂マシンには、大きく分けて以下2つのタイプがあります。
- スタンドタイプ
- 懸垂バータイプ
それぞれ詳しく解説します。
スタンドタイプ
スタンドタイプは、サイズが大きく安定感に優れています。懸垂マシンのなかではスタンダードな形状です。
最低限の機能のみを備えたシンプルなつくりのものから、さまざまなトレーニングメニューに対応できる複合タイプのものまで、幅広く展開されています。
より多くの部位を鍛えたい方にはスタンドタイプがおすすめです。
懸垂バータイプ
懸垂バータイプは、コンパクトでリーズナブルなことが特徴です。
ドア枠にかけるタイプや突っ張りタイプがあり、どちらも簡単に取り付け可能。自宅内の好きな場所で気軽にトレーニングできます。
また使わないときには省スペースで収納できるため、トレーニング器具を出しっぱなしにしたくない方にも適しています。
懸垂マシンの選び方
自分にぴったりな懸垂マシンを選ぶためには、以下の6点に注目してみましょう。
- 耐荷重
- 安定性の高さ
- 高さ
- 組み立てやすさ
- オプション機能
- 付属品
これらの具体的な注目ポイントについて、詳しくご紹介します。
耐荷重で選ぶ
安全にトレーニングをするには、耐荷重はもっとも注意して見るべきポイントです。
自分の全体重を乗せる懸垂マシンにおいては、安全のため十分な耐荷重であることが必須。
ぶら下がるだけでなく反動をつけて高負荷なトレーニングをすることも考え、自分の体重の2倍程度以上の耐荷重のものがおすすめです。
安定性の高さで選ぶ
安定性の高い懸垂マシンなら、ガタつきや故障を心配することなくトレーニングに集中できます。
安定性を判断できる部分は、まずはフレームの太さと数。フレームが太ければ太いほど、数が多ければ多いほど安定感に優れているといえます。
また、土台の足の長さも注目すべきポイント。床との設置面積が大きいほど、負荷が分散されガタつきにくくなります。
足が短いと、体重やトレーニング方法によってはマシンが浮いてしまうこともあるため、なるべく足の長いタイプを選ぶとよいでしょう。
高さで選ぶ
スタンドタイプの懸垂マシンの場合、高さに注意して選ばなければなりません。購入前に、自宅の天井の高さをしっかりと確認しておきましょう。
マシンで身体を上まで持ち上げたときの頭の位置を考え、マシン本体の高さに加え30cmほど余裕を見ておくと安心です。
なお、懸垂マシンのなかには高さ調節ができるモデルもあるので、場合によってはこういったタイプを検討するのもよいでしょう。
組み立てやすさで選ぶ
ほとんどの懸垂マシンは自分で組み立てる必要があるため、組み立てのしやすさも重要なポイントです。
正しい方法できちんと組み立てできないと、左右のバランスが崩れていたり使用中にガタついたりと、トレーニングの効率が下がってしまいかねません。そのため、組み立て方の説明がわかりやすい商品を選ぶのがおすすめです。
なお、組み立てる際に作業スペースをしっかり確保できるかも事前に確認してきましょう。
オプション機能で選ぶ
懸垂マシンのなかには、便利な機能がついているものもあります。商品ごとにどんな特徴があるかをチェックしてみてください。
以下で、代表的な2つの機能をご紹介します。
縦握りグリップ
縦方向についたハンドルを使うと、横握りだけではなかなか鍛えられない部位にもアプローチできます。
全身の筋肉をくまなく鍛えたい方は、縦握りグリップがついている懸垂マシンを選ぶのがおすすめです。
ディップスバー
懸垂マシンのサイドについているディップスバーは、二の腕や腹筋の筋トレに効果的とされています。全身をバランスよく鍛えるためには、なくてはならない機能といえるでしょう。
懸垂以外のトレーニングができるので、飽きずに筋トレに励みやすいというメリットもあります。
付属品で選ぶ
付属しているアイテムの有無や種類も、懸垂マシンを選ぶ基準になるでしょう。
たとえば、初心者にはトレーニングチューブ付きのモデルがおすすめ。自力での懸垂が難しい場合にサポートができるだけでなく、チューブ単体でのトレーニングも可能です。
床の傷つきを防ぎたいなら、足部分に滑り止めゴムがついているモデルや、保護シートが付属している商品を選んでみてください。
2023最新!懸垂マシンおすすめランキングBEST7
懸垂マシンの特徴や選び方を把握できたら、自分にぴったりの懸垂マシンを選んでみましょう。
ここからは、懸垂マシンのおすすめランキングをご紹介していきます。省スペースで使用可能なモデルも数点ピックアップしました。
さまざまな商品があり迷ってしまう方は、ぜひこのランキングを参考にしてみてください。
第1位:アルインコ(ALINCO) 懸垂マシン FA900A
サイズ | 91cm×23cm×23cm |
本体重量 | 22.5kg |
耐荷重 | 90kg |
高さ調整 | ○(5段階) |
その他機能 | – |
価格 | 17,000円程度 |
耐久性・安定性に優れた、肉厚メタルパイプ仕様の懸垂マシンです。
ディップスバーに加えプッシュアップバーもついているので、懸垂だけでなく腕立て伏せなどもできるのがうれしいポイント。
高さは202〜222cmの間の5段階で調節可能で、身長や部屋の高さに合わせて簡単に変えられます。
第2位:ステディ(STEADY) 懸垂マシン ST115
サイズ | 106cm×95cm×186~207cm |
本体重量 | 24kg |
耐荷重 | 150kg |
高さ調整 | ○(7段階) |
その他機能 | – |
価格 | 14,000円程度 |
耐荷重150kgで、足には大型衝撃吸収ヘッドを採用するなど抜群の安定性を誇ります。
独自開発のはしご型ハンドルは、握り方を変えるだけでさまざまな部位にアプローチできるトレーニングが可能。グリップ部分は、握りやすさと滑りにくさにこだわってデザインされています。
懸垂時に膝が接触するのを防ぐため、回転式のウエストパッドが採用されていることも特徴です。
第3位:パイクスピーク(PYKES PEAK) ぶら下がり健康器
サイズ | 80cm×75cm×175〜211cm |
本体重量 | – |
耐荷重 | 150kg |
高さ調整 | ○(10段階) |
その他機能 | – |
価格 | 8,000円程度 |
設置面積は約0.5畳以下と、省スペースでトレーニングできます。安全工学に基づき設計された八の字台座のおかげでぐらつきにくく、安定性もバッチリ。
背もたれがついているため初心者でもフォームが安定しやすく、効率的なトレーニングがしやすいです。
6段階の高さ調整が可能なので、ダイエットやストレッチをしたい女性にもおすすめできます。
第4位:BosClub ぶら下がり健康器
サイズ | 75cm×82cm×165〜210cm |
本体重量 | 12.5kg |
耐荷重 | 150kg |
高さ調整 | ○(10段階) |
その他機能 | トレーニングチューブ付き |
価格 | 9,000円程度 |
2点式固定支柱や設置面積の広い八字型土台、滑り止めゴムなどが採用されている、安定性の高い懸垂マシンです。
本体はカーボンスチール製のため錆びにくく丈夫で、耐久性にも優れています。収納サイズは高さ165cmと、子供でもぶら下がれるのがファミリーにはうれしいポイント。
トレーニングチューブが付属しており、さらにマシン本体にはチューブをかけられるフックもついている親切設計です。
第5位:MRG ぶら下がり健康器 懸垂マシン
サイズ | 60cm×55cm×140~218.5cm |
本体重量 | 12kg |
耐荷重 | 150kg |
高さ調整 | ○(6段階) |
その他機能 | – |
価格 | 9,000円程度 |
本格的なトレーニングはもちろん、柔軟性向上やリフレッシュにも効果的な懸垂マシンです。
コンパクトで軽量ながら、耐荷重は150kgと安心仕様。ぶら下がりやすいように持ち手に角度がつけられていることが特徴です。
また、グリップ部分はやわらかい素材が採用されているため長時間のトレーニングでも疲れにくいです。
第6位:ステディ(STEADY) 懸垂バー ST124
サイズ | 長さ72〜92cm |
本体重量 | – |
耐荷重 | 200kg |
高さ調整 | – |
その他機能 | – |
価格 | 5,000円程度 |
気軽に持ち運べてどこでもトレーニングできる、バータイプの懸垂マシンです。
突っ張り棒と同じようにドア枠や壁に固定するだけという簡単さでありながら、耐荷重は最大200kg。
安全工学に基づき設計された滑り止めおよび緩み防止ロックの採用と、4層コーティングの極圧パイプを特徴としています。設置位置によってさまざまなトレーニングが可能です。
第7位:懸垂 どこでもマッチョ PRO2
サイズ | 50cm×93cm×29cm |
本体重量 | 5.2kg |
耐荷重 | 90kg |
高さ調整 | – |
その他機能 | – |
価格 | 10,000円程度 |
ドアに引っ掛けるだけで、一瞬で設置できる手軽さが魅力です。日本国内で流通しているほとんどのドアに対応しています。
コンパクトなサイズ感ながら、プルアップ(順手懸垂)や逆手懸垂(チンアップ)はもちろん、肩幅よりも広い幅でバーを握るワイドグリッププルアップなどもできます。
組み立てにかかる時間はおよそ10分と、スタンドタイプの懸垂マシンに比べて準備が簡単なのもうれしいポイントです。
懸垂マシンを使用した効果的な鍛え方
懸垂マシンでどのようにトレーニングすれば、効果的に体を鍛えられるのでしょうか。
ここからは具体的なトレーニング方法を3種類ご紹介します。とくに鍛えたい部位がある方は参考にしてみてください。
逆手懸垂
手のひらを自分に向けバーを握っておこなう逆手懸垂は、腕を中心に鍛えることができます。
反動をつけず、腕の力だけで体を持ち上げるのがポイント。ゆっくりと体を上げ下げすることで、腕への負荷を実感できるはずです。
はじめのうちは決して無理をせず、慣れてきたら徐々に回数を増やしてみましょう。
順手懸垂
背中を鍛えたいなら、手の甲を自分に向けてバーを握りおこなう順手懸垂がおすすめ。
逆手懸垂よりも筋力が必要なため、逆手懸垂に慣れてからチャレンジしてみるとよいでしょう。
体を持ち上げる際には、背中と二の腕に負荷がかかっていることを意識してください。
L字懸垂
L字懸垂は、上半身をバランスよく鍛えられる上級者向けトレーニングです。
順手もしくは逆手でバーを握り、体がL字になるように足を上げたまま懸垂します。
背中や腕だけでなく腹筋にも強い負荷がかかるため、上半身の高負荷トレーニングをしたい方には最適です。
懸垂マシンで気軽にトレーニングしてみよう
懸垂マシンは、自宅でも気軽に本格的なトレーニングができるアイテムです。
省スペースモデルやコンパクトに収納できるものを選べば、狭い部屋にお住まいの方でも自宅で懸垂トレーニングが可能です。
ぜひご家庭に懸垂マシンを取り入れて、かっこいい健康的な体を目指してみましょう。